全国各地で実施されている魅力化プロジェクトスタッフ募集で
よく問い合わせがあるのは「プロジェクト卒業後どうなるの?」です。
私たちが実施しているプロジェクトは地域おこし協力隊を活用しています。地域おこし協力隊は3年間の任期付きです。
3年後には定住か、移住かを選ばなければなりません。定住するのであれば問題はありませんが、移住する場合はキャリアが心配ですね。そこで今回は卒業生がどうなっているのかを取材してもらいました。
高校魅力化プロジェクトを卒業後、キャリアアップしている人たちに登場してもらいます。高校魅力化プロジェクトが参画した人にとっても意味・意義あるプロジェクトであり、将来、教育やその周辺で活躍する人の登竜門になっているという文化を根付かせたいと思っています。
卒業後、ある人は大学教授に、ある人は国際バカロレアの先生に、ある人はデンマークに留学し、日本のその教育を持ち込もうと実践している。皆が、志をもち、実践している。これってすごいことなんじゃないかと思っています。
なぜこのようなキャリアを歩めるかといえば、(もちろん場所によってですが)組織や地域のためだけのキャリアデザインではなく
「仮に3年で出て行っても、困らないように」と言う考えが高校魅力化プロジェクトのスタッフには働くのでしょう。
組織や地域のみならず自身が望む、かつ汎用的なキャリアを積むことができる期間って、人生の中でとても大切だと思います。
組織や地域に可愛がられれば、それはより一層強くなるし、もし、そういう人が地域を出て行っても、地域の関係人口として、将来の認知人口・関心人口・交流人口の増大を望めます。いずれは定住人口になるでしょう。
地域に留めるだけでなく、地域に来た風の人の成長は、やがて新たな風となって地域に返ってくるのです。
目指すは教育界のリクルート、もしくはマッキンゼー!
(卒業した人が頑張って活躍している意味で)
まちづくりと教育
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