弊社、10年目を迎えるにあたり、社名を変更します。
弊社は今日、10年目を迎えました。
お陰様で、弊社は本日、設立10年目を迎えました。
弊社は私が大学院生の時に、研究成果を資産に、 共感してくれた仲間と起業しました。
創業当時から、大手の大企業様や大学とコラボし、リーマン・ ショックも乗り越え、今年で10年目です。
今一度、10年を振り返り、 私たちは何者だったのかを振り返りました。
振り返れば、ファーストペンギン
その結果、私たちは”ファーストペンギン”だと気づきました。
ファーストペンギン、一匹目のペンギンという言葉をご存知ですか 。ペンギンは普段、氷上に、群れで暮らしています。 餌を取るためにはシャチなどのリスクがいっぱいの暗く深い海に飛 び込まなければなりません。しかし一匹目のペンギンが飛び込めば 、次々と他のペンギンが飛び込んで行きます。 一匹目が飛び込まなければ、二匹めが飛び込むことはありません。 ファーストペンギンとは“勇気がある者”という意味です。
いち早く取り組んだ教育を核とした地域活性化
私たちは地方創生という言葉が出る以前から、 地域活性化に取り組みました。2009年島根県隠岐郡海士町の行 政との協働プロジェクトを通じて、地方の教育力の向上・ 魅力化や住民参画を通じた市区町村の総合計画の策定を実施して参 りました。 統廃合寸前の島根県立隠岐島前高校を魅力化する前人未到のプロジ ェクトに参画し、 現在は多くの地方自治体が地方創生や高校魅力化プロジェクトに向 けて動いています。
私達が飛び込んだプロジェクトは多くの自治体や政府、 そして同様の活動を行う仲間たちと共に拡大していく様相を呈して います。
いち早く取り組んだ大学入試改革・高大接続への動き
また、教育事業においても当時誰も見向きもしなかった推薦・AO 入試市場に参入しました。指導メソッドや教材を開発し、 指導者を育成しました。今では多くの企業や塾・ 予備校が参入しています。時代もやっと追いつき、 来年度から国公立大学では推薦・AO入試の枠は倍増し、2020 年からは更に全大学で実施されます。
決して、創業者の私の体型が由来ではありません。
これから生じるソーシャル・ビジネスの萌芽と自らがなる
私
達の事業は、社会課題の解決をミッションとしています。日本では社会課題の解決は助成金や補助金、そして寄付に頼る現状が散見されます。確かに、それも一
つの形かもしれません。しかし、事業の継続性・拡大性を考えた時に、社会課題の解決と持続性を実現するビジネスモデルの構築は事業の両輪になります。ロマ
ンとソロバンの両立が必要です。まだ日本では数が少ないモデルです。私達は社会課題の解決と持続性を実現するビジネスモデルの構築というフィールドにも一
匹目のペンギンとし飛び込みます。
先駆者が先駆者を生む、最初のペンギンとして
私たちは飛び込んだ世界で蓄積したノウハウ・技術・ 知恵を惜しみなく仲間たちに提供しています。 それは先駆者としての
使命だからです。私たちは、先駆者として、先駆者を生む、 ファーストペンギンとしての誇りを胸に活動していきます。
地方・国・教育界をも巻き込む先駆者“最初のペンギン”として、 地方創生や教育のプロジェクトに向けて挑み続け、仲間たち、 勇気ある先駆者を生み続けることが私たちのミッションです。
なぜイタリア語なのか?
しかし、なぜファーストペンギンではなく、Prima Pinguino(プリマペンギーノ)とイタリア語なのか。
それはイタリアのフィレンツェにおけるルネッサンス運動がありま す。ルネッサンスは再生・復活という意味です。
ルネッサンスは、西欧社会が今一度、 歴史や過去から自分たちのあり方を問い直す運動でした。 革命のイメージが有るルネッサンスは
実は”自分たちのあり方を問う”ことから始まった運動なのです。 これが西欧社会の方向性を決めるムーブメントになりました。
教育も、地域も、再生・復活のために必要なことは” 自分たちのあり方を問う”ことなのです。
よって社名をPrima Pinguino(First penguinのイタリア語)と変更し、より一層、
最後に、社名をまともに言うと、巻き舌か、 舌を噛むかもしれません。
なので、”プリペン”の愛称で、可愛がって頂ければ幸いです。
10年目の第一歩、奇しくも海士町から今日は始まります。
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