2017年10月27日金曜日

課題解決型授業の“課題”とは何か

大学国際マネジメント入門の授業クライマックス迎えまし

授業は、僕以前、設計に関わっ内容本学本学部に合う様にゼロベースで見直し講義です。

2011年に開発に関わっ授業です当時はようやく大学でも「課題発見解決能力必要」と言われ始め時期。さらには就職見据えて社会人基礎力身につける講座必要だけど、どうやって企業経験大学に持ち込むか、良質な失敗体験積ませる、など余震起きている新宿や明治大学キャンパスで議論しな作っていまし

もちろん、当時は精一杯モノ作ってい自負はあります。

しかし、記録は破られるめにある、と同様に、教育プログラムも、それこそプログラム自身課題発見解決、教育哲学や社会状況変化により更新されるは宿命なかもしれません。

2011年当時よりは高校でも大学でも課題発見解決型、つまりはPBL型授業が増えてきまし
当時僕は、SFC(慶應義塾大学 湘南藤沢キャンパス)時代に培っプロジェクト学習知見活かして、海士町で夢ゼミや夢探究というPBL型授業設計と実施してまし
当時は珍しかっ様です今では4割くらい高校課題発見解決型授業り、大学ゼミ活動なども含めて地域に出て課題発見解決するという教育スタイル散見される様になりまし
それはそれでいいことだと思います。

しかし、高校生や大学考える課題や解決策見てみると、ある傾向ありまし。それは
①課題発見解決策他人事
 つまり評論家的な視点で、自分ごと感感じない。(で、それ、キミやる?魂込めて)
そして、これは致命的、
②課題発見解決策だいい同じ
 予定調和でし

①に関しては、やはり自分に関係ない問題に取り組んだって、自分ごとにはならないんですよね。
ハックマンとオールダム職務特性モデルでも「仕事結果に感じる責任」ないと「高い内的仕事モチベーション、質高い仕事業績、仕事へ高い満足、欠勤・離職率低下」に繋らない様だし。
自分に関係ない問題に取り組むことは仕事結果に感じる責任感産みにくいと考えると、そもそも課題発見解決型授業アウトカム達成しにくいと思います。

②に関しては、だいい「地域発見してSNSで発信しよう!」「ゆるキャラ作ろう」「地域良さわかれば人来るはず!」など収束してしまう傾向あっ
あとはどこからともなく良さそうな解決策持ってくるとか。深堀して考え抜いからは遠いもです。
(それはそれで高校生や大学頑張って考えでいいでは?と思うけど、企業で研修費用削られている状況では少しでもできることはしほういい立場です。)

2点に関して、悩んでいところに、本学山本先生ちと議論で得られ知見から、
身近で自身に関係して、場合によっては問題・課題可変可能」
コンピテンシーだけ重視するではなくリテラシーも育みなら(授業でリテラシー育成並行して実施)」
2点ポイントになっかなと思います。もちろんすべてチームではないけど、なかなか質高いプレゼンや質疑応答プレゼン大会で出てきではないかと思います。
2点課題様に解決しようとしかはまいずれ。

国際マネジメント入門は大先輩2名先生に、新米教員引っ張られならなんとか形に残すことできまし。感謝。

来年はもう少し良い動きします。(宣言)

教員みなさま、学生さん、太陽アソシエイツ方々、ありとうございまし